測定
シールドルームには、それぞれの用途に即した「適用周波数における遮蔽性能(シールド性能)」が求められます。日本シールドでは、施工完了後に米軍規格MIL-STD-285に準拠した遮蔽測定を実施し、お客様に納得して頂けるような形で評価いたします。
シールド性能は通常dB(デシベル)で表記します。シールド性能が40dBの場合、外部電界がシールドルーム内部に侵入した際、電磁波を1/100まで減衰させる効果があることを示します。また、60dB、80dB、100dBと20dBずつ上昇していく毎に、1/1000、1/10000、1/100000と、減衰効果は10倍ずつ上昇します。
シールドルームを使われるお客様により、さまざまな周波数帯域があります。シールド性能を測定する際には各周波数に適したアンテナを使用します。(表1)表1のようなアンテナと、測定機器(表2)を使いシールド性能を測定します。
SE (dB) = E1 (dBμV)-E2 (dBμV)