日本シールド株式会社
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測定

1.はじめに

シールドルームにはそれぞれ使用目的により『適用周波数における遮蔽性能(シールド性能)』が必要となります。日本シールドではシールドルーム施工完了後にシールド性能を測定し、お客様に納得して頂けるような形で評価致します。


2.シールド性能について

シールド性能は通常dB(デシベル)で表記します。シールド性能が40dBの場合、外部電界がシールドルーム内部に侵入した時1/100まで減衰させる効果がある事を示します。また、60dB、80dB、100dBと20dBづつ上昇していくごとに1/10001/100001/100000となり効果は10倍づつ上昇となります。シールド性能


3.測定機器

シールドルームを使われるお客様により、さまざまな周波数帯域があります。シールド性能を測定する際には各周波数に適したアンテナを使用します。(表1)表1のようなアンテナと、測定機器(表2)を使いシールド性能を測定します。


表1 アンテナ一覧
アンテナ名称 適用周波数
ロッドアンテナ 500kHz〜30MHz
バイコニカルアンテナ 30MHz〜300MHz
ログペリオディックアンテナ 300MHZ〜1000MHz
バイコニログアンテナ 30MHz〜1000MHz
ダブルリッジドガイドホーンアンテナ 1GHz〜18GHz
ロッドアンテナ バイログアンテナ ダブルリジッドホーンアンテナ
ロッドアンテナ バイコニログアンテナ ダブルリッジド
ガイドホーンアンテナ

表2 測定機器一覧
機器名称 用 途
シグナルジェネレータ(標準信号発生器) 任意の周波数、出力をアンテナに送り信号を発信させる
パワーアンプ シグナルジェネレータより受けた信号を増幅し、発信する
スペクトラムアナライザ 送信アンテナより発信した電磁波を受信アンテナで受信し、波形として周波数、電界強度を表示する


4.測定法

シールド性能の測定法として、米軍規格MIL-STD-285にならい測定を行います。

1.  なるべく広い空間にて送信・受信アンテナをセットし、測定する該当周波数での送受信します。
この時アンテナ間の距離、シグナルジェネレータの出力設定、受信した電界強度(E1)を記録します。
手順1
2.  先程の送信・受信アンテナをシールドルームの外部と内部に設置し、1.と同様のアンテナ間距離で固定します。 手順1
3.  シールド扉を閉め、完全にシールドルームとしての空間としたところで1.と同様の測定を行います。 手順1
4.  3.の測定で受信した電界強度をE2とし、該当周波数全てを測定する事で測定作業は終了します。
5.  それぞれ測定した周波数ごとにデータをまとめ、シールド性能を評価します。
シールド性能をSEとすると、下記式により求める事ができます。
SE (dB) = E1 (dBμV) − E2 (dBμV)
6.  5.より求めたシールド性能が 実測値 > 要求性能 となる事で合格とします。


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